Son of the Smith Hard Cider

“FreshHopped LaSmoS”

LOT : LS-2509F

November, 2025

Spec

サノバスミス フレッシュホップドラスモス

LOT No.: LS-2509F
Style: スモークドボタニカルサイダー / Smoked Botanical Cider
ALC: 7.0%
Apples: 紅玉、シナノスイート
Yeast: Wild yeast
With: 苺(サマーリリカル、すずあかね)、ラベンダー(ブルガリア産, 高原有機栽培地)、Fresh Hop Cascade 2025

Story

サノバスミス フレッシュホップドラスモスは、主原材料に紅玉・シナノスイートと、夏秋イチゴの代表である「サマーリリカル」「すずあかね」、京都の香煙研究家サンガインセンスのラベンダー、自社栽培したフレッシュホップを使用したスモークドボタニカルサイダーです。

甘酸っぱく濃厚な味わいの「サマーリリカル」「すずあかね」が織りなすイチゴの果実感に、ラベンダーのハーバルな香りが優しく寄り添い、気品あるフローラルノートを引き立てます。程よい酸味とキレのある後味が心地よく、軽やかでジューシーな口当たりが魅力です。

果実、ラベンダー、フレッシュホップ——それぞれの個性が美しく調和した、華やかで奥行きのある味わい。甘酸っぱさと香りの余韻が絶妙に絡み合い、季節の移ろいとテロワールを感じさせる一杯です。

Brewer's Note

今作は、サノバスミスの思想的な中核をなす「ボタニカル × 農のテロワール」を体現するスモークドボタニカルサイダーです。 この製品は、サンガインセンスとのコラボレーションを通じて発展した同社の植物芳香技術(例:スウィートグラス浸漬の“Original”や“ボタニックブンブンヘッド”に関する研究)を継承しています。

特筆すべきは、イチゴ(サマーリリカル・すずあかね)× ラベンダー(ブルガリア高原有機栽培)の組み合わせによるアロマ構造と、ラベンダー煙の精密な温度制御による芳香成分分離法です。

燃焼温度依存の香気変化では、高温で炭化するリナリルアセテートを守りながら、ボルネオールやカンファーを穏やかに揮発させる手法が鍵となり、これによりボタニカルスモークの中に漂うベルガモット様甘香が際立ちます。

この技術は、香煙研究家「サンガインセンス」の知見に基づいています。

ホップには 2025 年収穫のフレッシュカスケードを用い、リナロール、ゲラニオール、3-メルカプト-4-メチル-1-ペンタノール(3S4MP)といったレイトハーベスト特有のチオール系およびテルペンアルコール類が調和。

これは柑橘・花香調のアロマを構築し、ラベンダーの甘い酢酸リナリルと対位する芳香効果を生み出しています。

LOT : LS-2308A

August, 2023

Spec

サノバスミス ラスモス

LOT: LS-2308A

Style: Smoked botanical cider

ALC: 7.0%

Apples: フジ

Yeast: 日本酒酵母 きょうかい701号、乳酸菌(オエノコッカス・オエニ)

With: 苺(サマーリリカル)、ラベンダー(ブルガリア産, 高原有機栽培地)

Story

サノバスミス ラスモスは、主原材料にフジと夏秋イチゴの代表であるサマーリリカル・京都の香煙研究家サンガインセンスのラベンダーを使用したスモークドボタニカルサイダーです。

甘酸っぱく濃厚な味わいのサマーリリカルのイチゴ感とラベンダーのハーバルな薫香がバランス良くまとまり、フローラルな香りやナチュールのような香りを醸し出します。
従来のサノバスミスのサイダーのイメージとはまた少し異なる、優しくも繊細で気品ある仕上がりをじっくりとお楽しみください。

Brewer's Note

ラスモスは、過去作のボタニックブンブンヘッドで得られた知見を応用したスモークドボタニカルサイダーの第2弾です。

 

私の地元である丸子町では、信州国際音楽村で毎年ラベンダー祭が開催されており、私も授業でラベンダーの収穫に参加したことがあります。その時、ラベンダーを一緒に植えてハチを引き寄せることで、イチゴの受粉を助けるという話を知りました。イチゴとラベンダーは相性が良い様で、サイダーに混ぜてみるのを試したくなり、私の子供の頃の思い出をラスモスで表現してみました。

 

ラベンダーはオリジナルのおなじみのサンガインセンスから、イチゴはASTROBERRY社のサマーリリカルを使用しました。煙には空気よりも軽い質量の煙と重い質量の煙があり、ラベンダーの場合は、軽い煙には樟脳(カンファー)や龍脳(ボルネオール)が含まれ、重たい煙には酢酸リナリルが含まれており、ベルガモットの様な甘い香りが漂います。煙を発生させる際には火の温度が重要であり、燃焼温度が高いと香気成分が炭化してしまいます。そのため、お線香のようにラベンダーを焚香する際は、少量の樟脳(カンファー)や龍脳(ボルネオール)を加え、多量の酢酸リナリルを分煙してラベンダーと共にサイダーに溶かし込みました。フジとサマーリリカルを日本酒酵母で主発酵した後、乳酸菌オエノコッカス・オエニを投入してMLF(マロラクティック発酵)させると、浸漬させたラベンダーの重たい煙とラベンダーの成分が見事に調和します。