Son of the Smith Hard Cider 

“PICKERS’ DELIGHT”

Spec

サノバスミス ピッカーズディライト

LOT: PD-2007A

Style: ホップサイダー / Hopped Cider

ALC: 6.5%

Apples: シナノスイート、浅間クチーナ、フジ、土着固有品種 他

Yeast: ビール酵母(Saccharomyces pastorianus)

With: The best of Southern and Northern hemisphere hops

Story

「PICKERS’ DELIGHT」は、生食用品種のリンゴをベースに醸造したホップサイダーです。キレの良いシャープな果実味を含んでおり、リンゴの蜜のような華やかで甘い香りを、ホップ由来のブドウ感、酵母由来のチェリー感が力強くバックアップしています。重なり合う果実味の奥深さと、バランス良い香気が楽しめる、フレッシュでドリンカブルなパーティサイダーです。

 

私たちのような日本のリンゴ農家は、日本的なスタイルでリンゴを生産しています。敬愛する多くの先駆者たちは、品種改良や技術向上に取り組み、次の世代にそれらを受け継いできました。

僕ら現役世代も、自然災害や環境変化の中でもがきながら、次の担い手へ技術や品種、畑・農業文化を受け継いでいかなければなりません。

 

「PICKERS’ DELIGHT」には、そうしたリアルな農産物生産の現場から「日本的ハードサイダーのスタンダード」を示し、次世代に向けた課題解決の一案を提唱したいという私たちの想いが込められています。

 

果樹園には、季節ごとに「旬」が存在します。畑の旬を染み込ませたこの一杯を通じて、私たちは日本の果樹農家としての自らの意思、そして次世代に受け継ぎたい日本的リンゴ産業の1つのあり方を提示します。

 

I said a hip hop the hippie the hippie

To the hip hip hop and you don’t stop

The rock it to the bang bang boogie

Say up jump the boogie to the rhythm of the boogie, the beat

 

SugarHill Gangが奏でたRapper’s Delight。HipHop史上初の美しくて意味深い押韻。心地良い押韻がまとうフローのように、この理念が日本のリンゴ産業や皆様の日常により深く溶け込んでいくことを願っています。

Brewer's Note

「PICKERS’ DELIGHT」は、まるでフルーツの盛り合わせを食べているようなテイストです。主発酵には、ビール酵母(サッカロマイセス・パストリナス)を使用しました。

 

酵母特性のフェノリックで熟したチェリー香、ホップ由来のアプリコット・白桃・白ブドウ系の香気、そしてシナノスイートの蜜香がグラスの中で混ざり合うと、フルーツの盛り合わせを連想させる豊かなニュアンスが生まれるのです。

 

「PICKERS’ DELIGHT」は、「季節の生食リンゴ品種を使用する」というコンセプトを掲げており、同じものが存在しないのが魅力の一つ。夏には太陽光受光の高い真夏の品種を、秋には寒暖差より熟度がもたらされる晩秋の品種を。季節によって絶妙に変化する酸味の強さや香気成分をお楽しみいただきながら、“農産物としてのハードサイダー”を今後とも長くご愛顧いただければ幸いです。