Son of the Smith Hard Cider

“KEEVIN’ AT MY ALTAR”

Spec

サノバスミス キーヴィンアットマイオルター

LOT: KE-2306A

Style: Hop Cider / Hop Cidre

ALC: 6.0%

Apples: グラニースミス, ピンクレディー, シナノゴールド, シナノスイート, ぐんま名月, フジ

Yeast: 日本酒協会7号

With: HBC 630, Aging cryo Citra, Homegrown Cascade

Story

サノバスミス キーヴィンアットマイオルターは、サノバスミス オリジナルに使用する酸味の強いグラニースミスや、生食のりんご果汁をベースにしてフランスのシードル醸造などで実践される「キーヴィング」という技術をサンプリング・応用し、日本酒協会7号酵母で主発酵させました。ホップ由来のメロン香など甘い香りが鼻腔をくすぐるホップサイダーに仕上がっています。

Brewer's Note

キーヴィングを用いたサイダーの第二弾になります。前回のホップディフューザと違う点は、生食用リンゴが主体となってキービングしている点です。これは非常に難しい条件で、結論から言うと目指していた方向性と異なる味わいになりました。

 

熟成ホップのcryo Citraを使うことでタンニンを獲得し、仄かに残るミディアムドライの甘味が、HBC630と自社産レイトハーベストのカスケードのキャンディー、モモやメロンの様な特徴香を想起させ、日本酒の基調香であるイソアミルアルコールが全てを纏めてくれました。

 

キーヴィングの技術はまだまだ深堀出来る余地があるので、次回もチャレンジしたいと思います。