Son of the Smith × Alesong

“Tree’s a magic number”

Spec

サノバスミス × Alesong Brewing & Blending  ツリーズ ア マジックナンバー

LOT No.: AS-2504A

Style: Speciality cider 

ALC: 7.0%

Apples: Porter’s Perfection, Chisel Jersey, Harry Master’s Jersey, Tremlett’s

Bitter, Yarlington Mill, Dabinnet, Calville Blanc

Yeast: Mix Fermentation

With: Homegrown Aging Cascade, Oregon peach, Rosemary

Aged in: Chichibu Bourbon Barrel

Story

今作は、オレゴンと日本の醸造家がコラボレーションし双方の知見や素材を組み合わせて1作のお酒を創る2年に1度のビアフェス「Hood to Fuji 2025」出品作となります。

 

今回は、オレゴン州の中部の街ユージーンの郊外にあるAlesong Brewing & Blendingとコラボレーションいたしました。同社は、ビール天国オレゴンの数多あるブルワリーの中でも稀有な、バレルエイジ専門のメーカーで野生酵母による自然発酵を得意としています。近年ではビールに留まらずワインやサイダーなど果実酒も手掛けるなど、液種の垣根を越えて野生酵母と木樽の魔法を存分に操っています。

 

Tree’s a Magic Numberは、Alesongとサノバスミスの双方の得意分野である木樽長期熟成と野生酵母発酵の技法をハイブリッドさせたヘリテイジバレルエイジドサイダーです。

 

今作を仕込むにあたっては数ヶ月かけてディスカッションを行い、スタイルと副原材料の選定を行いました。

 

野生酵母で主発酵させ、長期間バレルエイジングしたオーセンティックな醸造用リンゴの原酒を複数ブレンド。そこに、オレゴン産の桃と長野産のローズマリー、さらにサノバスミス自社栽培の熟成ホップを合わせた特別なサイダーです。桃のやさしい香りに、ローズマリー由来の清涼感あるハーバルなアロマ。ふくよかな果実味と酸味、ほどよい収斂味が重なり合う、奥行きある味わいをお楽しみください。

 

ランビックのような野生味溢れるビールなのかはたまた熟成されたサイダーなのか、そのように混乱するような領域の飲み物をAlesongチームと共作できたことを心から嬉しく思います。